ドライのドッグフードはダニに注意

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 ドライのドッグフードは保管が楽であることもメリットの一つですが、暖かい季節には気を付けておかないことがあります。
それは、ダニです。
ドッグフードにダニ?!と思われるかもしれませんが、人やペットを刺して血を吸うダニの他に、穀物などの食品を食べるダニもいるのです。
ドッグフードに発生するのは主にコナダニと呼ばれる穀物を食べるダニです。
体長0.2~0.5ミリほどの小さなダニで、人間用のお好み焼き粉や小麦粉などにも発生することが知られています。
ドッグフードに発生してしまった場合、犬がダニを食べてしまうことでアレルギーの原因になるほか、ほかのダニの餌にもなるためダニの大量発生の元となってしまう可能性もあるのです。

高温多湿の時期に特に注意

 ダニが繁殖しやすい条件として、温度が20℃~30℃、湿度が60%~80%の間であることが挙げられます。
日本の平均的な住宅ですと一年のうちの半分位は条件が揃ってしまうことになります。

ドッグフードの保存料は万能ではない

ドライのドッグフードには品質を保つため保存料が使用されていますが、ダニも防いでくれるわけでは無いようです。
スペインの大学で行われた実験では、一般に流通するプレミアムドッグフード10種類を、ダニが生息しやすい環境下(気温23.2℃±2.1℃、湿度71%±5.6%)で五週間保管した後に検査したところ、9種類からダニが検出されたと報告されています。

最大の予防は、早く使い切ること

ドッグフードのパッケージを開封した後は、密封できる保存容器に移し替え冷蔵保存をすることなども対策として挙げられますが、ダニがついてしまうことを完全に防ぐことはできません。
大型犬を飼っている家庭では大袋を購入されているところも多いでしょうから、冷蔵保存など現実的に難しいかと思います。
ダニは常温では一か月ほどで成虫になり、成虫になると卵を産み始めることで爆発的に繁殖していきます。
開封後のドッグフードは酸化も進んでいきますから、一か月以内に使い切ることを心がけましょう。